「-ㄹ/을 수 없다」と「-지 못하다」の使い分けについて

ワンポイントレッスン

-ㄹ/을 수 없다と-지 못하다は共に「〜できない」という不可能の表現ですが、使い方に若干の違いがあります。単に能力がなくてできない場合は-ㄹ/을 수 없다、なんらかの事情があって意思とは無関係にできない場合は-지 못하다をよく使います。

Author について
東京外国語大学、津田塾大学、聖心女子大学などで韓国語・朝鮮語や韓国社会論を教えている。九州大学で博士号を取得。NHK出版の『ハングル練習帳』にコラムを書いたり、日本最大手の韓国語学校であるK-Villageの教科書を2冊執筆。JYJの記者会見をはじめ韓流アイドル関連や国際会議の通訳の仕事も。

-ㄹ/을 수 없다

-ㄹ/을 수 없다その能力がない場合によく使います。例えば免許がなくて運転ができない場合は、「운전할 수 없어요. 運転できません」と言います。-ㄹ/을 줄 모르다と置き換えが可能です。またその意思がない場合も使えます。

자전거를 탈 수 없어요. (=탈 줄 몰라요 / 못 타요.)  自転車に乗れません。
술을 마실 수 없어요. (= 마실 줄 몰라요 / 못 마셔요.) お酒を飲めません。

-지 못하다

-지 못하다事情があって自分の意思とは関係なくできない場合によく使います。例えば免許があってもお酒を飲んでしまったので運転できない場合は、「운전하지 못해요 運転できません。」と言えます。

술을 마셨기때문에 운전하지 못해요. お酒を飲んだので運転できません。 
내일 시험인데 아직 공부하지 못했어요. 明日試験なのにまだ勉強できていません。

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